
セレブから愛された歴史
プリンセス・クルーズがクルーズ旅行を始めて約半世紀。
プリンセス・クルーズはその歴史の中で、世界のセレブたちから愛されてきました。
そして、アメリカを中心にクルーズ旅行を広め、定着させました。
プリンセス・クルーズの歴史

1965年 創業
創業者スタンリー・B・マクドナルドがプリンセス・パトリシアをチャーターし、プリンセス・クルーズを設立。プリンセスの初めてのクルーズとしてメキシコに向け出港。ここからプリンセス・クルーズの歴史が始まります。
1977年 プリンセス・クルーズを舞台にしたドラマが大ヒット
プリンセス・クルーズを舞台にしたテレビドラマ「ラブボート」が全米で放送開始。このドラマは空前の大ヒットとなり、クルーズブームの口火を切ることになります。
2004年 ダイヤモンド・プリンセス、サファイア・プリンセスが就航
三菱重工業長崎造船所で建造されたダイヤモンド・プリンセスとサファイア・プリンセスが相次いで就航。
2013年 外国客船よる過去最大規模の日本発着クルーズに就航
日本の港を拠点とした、日本発着クルーズの定期運行を開始したのがこの年。日本でもクルーズ旅行が広く知れ渡り、豪華客船でのクルーズ旅行がさらに手頃に楽しめるようになりました。
セレブが命名した豪華客船の数々

ロイヤル・プリンセス(初代※)
ウェールズ公妃ダイアナ
1984年11月15日、英国サウサンプトンにて命名全客室が海に面し、吹き抜けアトリウムを世界で初めて客船に採用した初代ロイヤル・プリンセス。英国船として建造されたこの船の名付け親は、ウェールズ公妃ダイアナです。命名式では、この日のために特別に作られた壇上で航海の安全と神の祝福を祈願しました。その後、キャプテンのエスコートで船内を見学され、忘れがたい思い出を船に刻んでくれました。

スター・プリンセス(初代※)
オードリー・ヘプバーン
1989年3月23日、米国フォート・ローダーデールにて命名フロリダの晴れ渡った空の下、現れたのはスター・プリンセスの名に相応しい往年の大スター、オードリー・ヘプバーン。『ローマの休日』『ティファニーで朝食を』などの名画に主演した伝説の女優オードリー・ヘプバーンは、命名式を終えるとそのまま記念すべき初めての航海に同行し、クルーズを楽しみました。乗り合わせた幸運な乗客たちは、彼女の温かな人柄と時を越えた美しさに触れることができたのです。

クラウン・プリンセス(初代※)
ソフィア・ローレン
1990年9月25日、米国ニューヨークにて命名祖国イタリアのみならず、世界にその名を知られた稀代の美しさを持つ女優ソフィア・ローレン。馬車で現れた彼女がステージへ上がると、命名式会場は華やかな緊張感に包まれました。レバーを引いてシャンパンを船にかけると「クラウン・プリンセス」の名をコール。デッキ上に列をなしたプリンセスのクルーたちが熱狂的な歓声で祝福し、大女優は満面の笑顔でその声に応えました。

リーガル・プリンセス(初代※)
マーガレット・サッチャー
1991年8月8日、米国ニューヨークにて命名当時、世界で最も威厳のある女性と称された英国初の女性首相であり、「鉄の女」とも呼ばれたマーガレット・サッチャー。政治と外交において類い稀な功績を収めた彼女も、船の名付け親になるのは初めての経験でした。命名式で「リーガル・プリンセス」と発したその決然とした声が、晴れの日の舞台に気品を添えてくれました。

ロイヤル・プリンセス(3代)
ケンブリッジ公爵夫人キャサリン妃
2013年6月13日、英国サウサンプトンにて命名初代ロイヤル・プリンセスを命名したのは、ウェールズ公妃ダイアナでした。3代目となる新しいロイヤル・プリンセスの名付け親となったのは、2011年に英国王室入りしたケンブリッジ公爵夫人キャサリン。その優雅さでファッション界に多大な影響力を持ち、多くのチャリティーを支援する慈善活動家としても知られ、2012年にはタイム誌の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれています。
年表
1965 | スタンリー・B・マクドナルドがプリンセス・クルーズを設立。プリンセス・パトリシアでメキシコへクルーズを開始。 |
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1967 | クルーズ専用に建造されたモダンな客船の草分けであるプリンセス・イタリアで初のパナマ運河クルーズを開始。 |
1968 | シーウィッチのロゴが初登場。初のアラスカクルーズのシーズンを開始。ナッソーからジェノバまで大西洋横断クルーズを開始。 |
1977 | プリンセス・クルーズを舞台にしたテレビ番組「ラブボート」が全米で放送開始。空前の大ヒットとなり、クルーズブームの口火を切る。 |
1981 | カリブ海でプライベートアイランドとして開発したパーム島(グレナディーン諸島)に寄港開始。 |
1984 | ジニー・ユベロス(1984年ロサンゼルスオリンピック大会組織委員長ピーター・ユベロス夫人)がスカイ・プリンセス※命名。 |
1985 | パシフィック・プリンセスで地中海クルーズを開始。 |
1986 | バンクーバー‐ウィッティア間で、新たにアラスカ・グレーシャー・クルーズを開始。 |
1987 | クルーズの前後に陸路でアラスカの大自然を楽しむためのプリンセス・クルーズ専用の宿泊施設「デナリ・プリンセス・ウィルダネス・ロッジ」が営業開始。 |
1989 | オードリー・ヘプバーンがスター・プリンセス(初代※)命名。 |
1990 | ソフィア・ローレンがクラウン・プリンセス(初代※)命名。 |
1991 | マーガレット・サッチャーがリーガル・プリンセス(初代※)命名。 |
1995 | ドロシー・スターリング(P&O会長ジェフリー・スターリング夫人)がサン・プリンセス(2代)命名。 |
1996 | 「Courtesy, Respect, Unfailing in Service Excellence(礼儀、敬意、尽きることのない優れたサービス)」の頭文字をとった乗務員用の顧客サービス研修プログラム「C.R.U.I.S.E.」を業界で初めて開始。以後、洋上のホスピタリティをリードする存在に。 |
1997 | 「ラブボート」初代出演者がドーン・プリンセス(2代)命名。 |
1998 | オリヴィア・デ・ハヴィランドがグランド・プリンセス命名。 |
2000 | アリ・マッグロー&ライアン・オニールがオーシャン・プリンセス命名。 |
2001 | メイン・ダイニングで好きな時間に好きな人と好きなテーブルでディナーを楽しめる「エニタイム・ダイニング」を業界にさきがけて開始。 |
2002 | マーリッサ・ジョージ(ミスユニバース米国ヴァージン諸島代表)がゴールデン・プリンセス(2代)命名。 |
2003 | ミレヤ・モスコソ(パナマ大統領)がコーラル・プリンセス命名。 |
2004 | 佃 芳子(三菱重工業社長佃和夫夫人)がダイヤモンド・プリンセス命名。 |
2006 | マーサ・スチュワートがクラウン・プリンセス(2代)命名。 |
2007 | フローレンス・ヘンダーソン、マリオン・ロス、エリン・モーラン、スーザン・オルセン(「ゆかいなブレディー家」「ハッピーデイズ」出演者)がエメラルド・プリンセス命名。 |
2008 | トリスタ・サッター&ライアン・サッター(「バチェロレッテ」出演者)がルビー・プリンセス命名。 |
2010 | 乗船日に家族や友人を船上へ招待できる「ボンボヤージ・エクスペリエンス・プログラム」、 |
2013 | ケンブリッジ公爵夫人キャサリン妃がロイヤル・プリンセス(3代)命名。 |
2014 | ギャビン・マクロード、フレッド・グランディ、テッド・ランゲ、バーニィ・コペル、ローレン・ティウス、 |
2015 | 創立50周年 |
2017 | マジェスティック・プリンセス就航。 |
2019 | スカイ・プリンセス就航。 |
2021 | エンチャンテッド・プリンセス就航。 |
2022 | ディスカバリー・プリンセス就航。 |
2024 | サン・プリンセス就航。 |
2025 | スター・プリンセス就航予定。 |
- ※プリンセス・クルーズから引退した客船