マレーシア
MALAYSIA
クアラルンプール/ポートケラン
クアラルンプールは、クラン川とゴンバック川の合流点にあり、スズの採掘拠点として1850年代から開発が始まり、以降、未踏のジャングルだったクアラルンプールは、首都として魅力的な大都市へと成長しました。
現在では、マレーシアの商業、金融、経済、文化の中心となっています。160万人の人口は、マレー人、中国人、インド人などで構成され、ユーラシア大陸の様々な文化が混在しているため、鉄筋とガラスでできたタワーと共に、趣のある石造りの植民地時代の建造物、細い光塔に飾られたモスクが立ち並んでいます。
主な見どころ
①国立博物館/レイクガーデン
国立博物館には、マレーシアの文化的、歴史的な展示物が多数あります。レイクガーデンの敷地内には、国の記念物であるランやハイビスカスの庭、バタフライパーク、バードパークなどがあります。
②ペトロナスツインタワー
高さ452メートルと、ツインタワーとしては世界で最も高く、近代化を象徴する建物となっています。このふたつのタワーは、高さ170mにある41階と42階部分でスカイブリッジにより結ばれています。
③クアラルンプールタワー
電話と放送局の通信タワーで、お店やオープンエアの劇場、展望台などもあります。回転レストランでは、食事をしながらクアラルンプールの風景を大パノラマで楽しむことができます。
④ムルデカ広場(独立記念碑)
ロイヤル・スランゴール・クラブのクリケット場ですが、敷地内には歴史的な建物もあります。また、セント・メアリー教会と国立歴史博物館は、1957年8月31日にイギリスからの独立が宣言された歴史的な場所です。
⑤ロイヤル・スランゴール・クラブ
イギリス人コミュニティの会員向けクリケット場、社交場として1884年に創立されました。チューダー様式の建築物で、現在でもマレーシアの政界人、財界人が集う場として利用されています。
⑥マスジッド・ジャメ
ゴンバック川とクラン川が交わる地点にあるクアラルンプール最古のモスクで、ヤシの木の葉に守られるように建っています。この場所は、マレー人が最初に埋葬されたところでもあります。
ペナン島
ペナン島は、お茶、スパイス、磁器、布の主要な貿易港として発展したため、ヨーロッパ、マレーシア、ヒンドゥー、アラビア、中国などの文化が融合しています。中心街であるジョージタウンは、国際的な街でありながら、東南アジアの中で最もその独自の伝統、異国の文化の融合が守られていると言われており、現在でも昔のままのヨーロッパスタイルの遊歩道や、多くの寺院、モスク、中国式の家々が残っています。
2008年には世界文化遺産に登録され、文化的観光スポットや自然景観に満ちた楽園として、旅行者を楽しませてくれます。
主な見どころ
①ペナン・バタフライファーム
100 種類以上の美しい蝶が生息しているバタフライファームでは、屋根で覆われた大きな小屋の中を歩いきながら、滝や木製の橋、池が美しい庭園の風景もお楽しみいただけます。
②ペナン博物館
1821 年に建てられたペナン博物館は、かつてペナンのフリースクールでしたが、今は古い写真や地図、海図などに加え、南アジアの絵画や工芸品なども展示されています。
③ワットチャヤマンカラム(涅槃仏)
この涅槃仏寺院は、伝統的なタイ仏教の寺院で、世界で4番目に大きい涅槃仏が祀られています。ここには30メートル以上の大きさを誇る素晴らしい黄金の仏像が鎮座しています。
④ケッ・ロク・シ(極楽寺)
ペナンヒルにある極楽寺は、東南アジアで最大の仏教寺院です。中国、タイ、ビルマの3様式が混在する7層の塔が見どころとなっています。
⑤ペナン植物園
1884年に英国によって造られたこの植物園は、様々な種類のラン、サボテン、シダ類、竹や花などのコレクションが見事で、滝が美しいことでも知られています。
⑥ババ・ニョナ・マンション
100年以上前の裕福な邸宅を再建しており、建設当時の生活様式や、伝統・習慣を見ることができます。
ランカウイ島
ランカウイは、マレーシア半島の北西沖にある99もの島々で構成されており、そのメインの島がランカウイ島になります。この島はカルストや洞窟、波で浸食された岩、氷河期に形成された奇岩の残る断崖、そして化石など独特の地質が織り成す見事な景観によって、ユネスコのジオパークに認定されています。500万年前から残るというそれらの独特な奇岩や地形に想像力をかき立てられたのか、この島には古くから、鬼や巨大な鳥、戦士やお姫様、戦闘やロマンスなどを題材にした神話や伝説が多く残されています。ここを訪れる人は皆、そんな自然の神秘に魅了されています。
主な見どころ
①キリム・リバー/マングローブクルーズ
曲がりくねったキリム・リバーをクルーズしながら、キリム自然公園の海の生態系や動植物、海岸線を覆っているマングローブの森など熱帯の景色が楽しめます。
②ケーブルカー
旅行者に人気のケーブルカーは、ランカウイで2番目に高い山、マット・シンカンの山頂まで運行しています。山頂からは、ジャングルの中の滝や熱帯雨林などの大自然を眺めることができます。
③ブダヤの工芸文化村
マレーシアの美術と工芸を一堂に集めた文化村では、その豊かな伝統文化に触れることができます。敷地内にある博物館では、種類ごとに分けて工芸品が展示され、職人の技も紹介しています。
④ラマンパディ(お米の博物館)
1999年に建てられたこの博物館では、工芸品、図解、写真などを用い、稲作について分かりやすく説明しています。また、現在の稲作の道具など、お米に関する総合的な展示をしています。
⑤イーグル広場
クアタウンのフェリー乗り場にあるこの広場には、巨大なワシのモニュメントがあります。ランカウイのシンボルとされるワシは、赤茶色の羽根で、今にも飛び立ちそうなポーズが特徴です。
⑥アンダーウォーターワールド
東南アジアで最も大きい水族館のひとつで、100以上もの水槽があり、約5,000匹の海洋生物を観察できます。長さ15メートルの水中トンネルでは、サメやエイが泳ぐ姿を見ることができます。
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