台湾
TAIWAN
基隆(台北)
基隆港は台湾北部に位置する良港で、台湾最大の都市・台北の海の玄関口として古くから栄えてきました。台北市内へは車で40分程とアクセスも至便です。
台北は、世界で2 番目に高いビル「台北101」に象徴される近代都市の顔と、数多くの文化財を有する故宮博物館など中国文化を今に伝えるスポットが点在する華やかさ、アジアらしい活気に満ちた親しみやすい魅力が同居する奥深い街。郊外に足を伸ばせば豊かな自然の中に温泉もあり、特に日本人には人気の高い観光地です。
主な見どころ
①中正紀念堂
有名な「自由広場」にあり、初代中華民国総統であった蒋介石を讃える白亜の大きな建物は、青い瓦屋根と金色の宝珠が乗った屋根が特徴です。蒋介石にまつわる興味深い文化遺物を見ることができます。
②龍山寺
創建約270年の台北で最も歴史のある寺で、地元の人々も熱心に参拝に訪れます。ご本尊は観世音菩薩ですが、現在では道教や儒教など様々な宗教と習合しており、孔子や関帝、媽祖など、祀られている神は大小合わせて100以上に及びます。
③故宮博物院
世界4大美術館のひとつに数えられる国立博物館。ここは歴史の奥深さを知ることができる貴重な芸術品のほか、中国史8000年を網羅する世界最大の古代中国の美術品や文化遺産も展示しています。
④忠烈祠
1969年に建設され、大門、中央広場、鐘楼、鼓楼、山門、大殿、文烈士祠、武烈士祠で構成されています。約5平方キロメートルの敷地には、革命・建国のために亡くなった志士約33万人が祀られています。
⑤孔子廟(コンツーミャオ)
台北にある孔子廟は中国本土の曲阜(くふ)の孔子廟にならったもので、1939年に現在の形となりました。孔子を祀ったこの廟にはこれまで数々の学者が訪れ、重要な観光名所及び儒教の学びの場となっています。
⑥九份(キュウフン)
約100年前に台湾の金鉱の中心地であった九份。迷路のような古い街並みには、石畳の急な坂道に沿って家々がひしめきあっています。手工芸品を並べる露店でお土産を買ったり、活気ある市場の風景、音、匂いを体験することができます。
高雄(台南)
台湾南端に位置する最大の港町であり、台湾第2の都市でもある高雄は、雨量が少なく1年を通して太陽の光が降り注ぐ、南国ムードに溢れた街です。そのため海産物だけでなくフルーツも豊富。さらに、豊富な日照量を活かした太陽エネルギーを電力源とする高雄国家体育場は、収容人数55,000人と世界最大規模の大きさを誇ります。
また、台湾の仏教の聖地・仏光山や、学問の神・孔子を祭った孔子廟など高雄市内には観光スポットが数多くあり、台湾最古の都市・台南をはじめ台湾南部の数ある見どころへの拠点にもなっています。
主な見どころ
①赤嵌楼(セキカンロウ)
360年前にオランダ人によって城砦の頂上に築かれた建物で、当時はプロヴィンティア城と 言われていました。国家一級古跡に指定されています。
②台南孔子廟
1666年に創建され、台湾初の孔子廟として知られます。清代末期までは台湾政府の最高学府とされ、台湾府「儒学」が結集されていたところです。
③蓮池潭(リエンツータン)
300年以上の歴史を持つ美しい公園。周囲5キロ、水域面積約74ヘクタールの湖にたくさんの蓮の花が植えられています。20世紀に建てられた仏塔や寺社などが近くに点在しています。
④佛光山寺
南部台湾で最大の仏教寺院。本堂、瞑想堂、記念館、博物館などの見事な建物14,000体以上の仏像があります。
⑤旗津(チヂン)島
高雄港の向かいにあたる旗津島には古い町並みと昔ながらの店、新鮮な魚介類の屋台、そして 高雄最古の旗津天后宮があります。
⑥延平郡王祠(エンペイグンオウシ)
オランダ軍を台湾から撤退させた中国人大将、鄭 成功を祭る廟。1662年の創建で、古くは開山王廟と呼ばれ、日本統治期には開山神社と改称されていました。敷地内の鄭成功文物館には、台南の歴史と文化を伝える展示物が多数展示されています。
⑦珊瑚潭
台南のすぐ郊外にある烏山頭水庫内の人気のある美しいレクリエーション地域です。全長 約26キロのこの貯水池は、1920年に建設された当時は台湾最大のものでした。
⑧高雄国家体育場
高雄市政府によりワールドゲームズ2009年大会の為に建設された競技場で、屋根には約8,800枚のソーラーパネルが設置され、年間100万ワットの電力を供給できます。
花蓮
台湾を代表する景勝地・太魯閣(タロコ)峡谷への入り口に位置することで、その観光拠点として国内外から多くの人々が訪れます。
また、花蓮は台湾原住民族のアミ族が暮らす土地でもあり、阿美文化村では彼らの伝統や風習に触れることができます。竹筒飯など原住民族の伝統的な料理をいただけるのも花蓮ならでは。
花蓮は大理石やひすいの原産地としても名高く、郊外にはそれらの工場も多く見られます。そしてその大部分が大理石でできた花蓮空港や、大理石の彫刻作品がずらっと並ぶ石彫博物館では、花蓮が大理石の街であることを強く実感することでしょう。
主な見どころ
①太魯閣国立公園(タロコ国立公園)
公園内の太魯閣峡谷は、立霧渓が大理石の岩盤を侵食して形成された美しい大渓谷です。自然の持つ巧みな創作力、珍しい動植物、豊かな歴史や文化で訪れる人を魅了しています。
②長春祠(チャンチュンツー)
中部東西横貫公路建設工事中に亡くなった212名の労働者たちを慰霊する祠で、ここでは線香の代わりに煙草に火が灯されます。中国様式の祠と滝が美しい景観ポイントです。
③燕子口(ヤンジコウ)
太魯閣峡谷観光のハイライトのひとつ。峡谷の素晴らしい風景や目の覚めるような断崖、花崗岩や燕の巣窟が目を引きます。アメリカインディアンの横顔のように見える酋長岩もお見逃しなく。
④九曲洞
太魯閣峡谷を通る中部横貫公路は手作業で岩を削って開いた道路として知られています。九曲洞は、大理石峡谷の最も見事なエリアのひとつ。峡谷の自然と生態の観察に最適のスポットです。
⑤松園別館
1943年創建。花蓮県でもっとも完成度の高い日本建築で、もとは日本軍が構築した軍事施設でした。太平洋や美崙渓の河口、そして花蓮港が見渡せる絶好のスポットに建てられています。
⑥慶修院
大きな柱が特徴のこの寺は、かつて日本からの移民を信者として迎えていました。現在は日本の伝統的な禅寺のような優美な美しさで、訪れる人々の心に調和をもたらしてくれます。
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