2017年当時、50代だった私たち夫婦にとってクルーズ旅行は財産と時間に余裕がある人たちのものと思っていました。ある新聞広告でリーズナブルな広告を見つけたので試しに経験しようと思い予約しました。横浜港大さん橋国際客船ターミナルから出航しベイブリッジにぶつかるのではないかと冷や冷やしました。船内新聞でイベントを確認し夫婦各々で参加すると毎食事まで遭遇することが少ないので大きさにも感心しました。長崎港沖の軍艦島（端島）観光では一周するだけではなく、その場で巨大な船体を1回転させて各エリアからも眺望できるようにするなど高度な操船技術にも驚かせられました。夕食は指定レストランの二人席で毎晩同じギャルソンが付いてくれたので片言の英語で会話しながら出身地を聞いて観光時のお薦めのお店も紹介してもらいました。毎回、メインの料理に胡椒をかけるか聞かれることもたのしみのひとつでした。他の外国船にも乗船しましたが、ダイヤモンドプリンセスでの楽しさが再認識できたので毎年予約を入れています。残念ながらコロナ禍で数年キャンセル続きでしたが2023年は是非とも乗船したいと祈念しております。