憧れのダイヤモンド・プリンセスの旅

憧れのダイヤモンド・プリンセスの旅

2019年10月、横浜港を出発して、佐世保、台湾、石垣島を巡る7泊8日のクルーズ旅行を姉妹で楽しんだ。
私は、長年勤務した職場を定年退職し、カナダ在住の姉と二人で憧れのダイヤモンド・プリンセスに乗船したが、横浜港を出港してから帰港するまでの8日間は、生涯忘れられない夢のような素晴らしい船旅であった。
出港して間もなく「キャプテンズ・ウェルカムパーティー」で迎えられ、「シャンパンウオーターフォール」での写真撮影の瞬間から、まるで自分が「プリンセス」になったような夢のような楽しい非日常の日々が続いた。船の中で毎晩開催されるショーや星空観測会、多彩なアクティビティー、美味しいディナーを満喫できた。またクルーの人達は笑顔で接してくれ、横浜港へ帰港前夜の夕食後、コックさんやスタッフさん達が「フェアウェルパーティー」で見送ってくれた。
姉とは3年ぶりの再会で、離れていた時間を埋めるかのようにおしゃべりに花が咲いた。8日間の船旅はあっという間に過ぎ、下船するのが名残惜しかったが、たくさんの感動と楽しい思い出を胸に横浜港に下りた。
その後、2020年2月、ダイヤモンド・プリンセス号で新型コロナの感染が確認され、3月にはパンデミック宣言された。長いコロナ禍での行動制限が出され、この3年間は疲弊することも多かったが、楽しい船旅の思い出があったおかげで、元気に乗り越えることが出来た。また、姉妹でダイヤモンド・プリンセスの二回目の船旅ができることをとても楽しみにしている。

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